開咬の歯科矯正治療例
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開咬(前歯が開く)の症状について
不正歯列の代表的な症状の1つに、開咬というものがあります。この開咬には、上下の歯を咬み合わせた際に、前歯が離れて開いた状態となる「前歯部開咬」と、奥歯(臼歯)が同様の状態となる「臼歯部開咬」があります。典型的な症状としては前歯部開咬が挙げられますが、奥歯が咬み合わない症状も珍しくありません。開咬によって引き起こされる症状にはいくつかあり、まず発音の不明瞭化が挙げられます。
サ行やタ行などの破裂音の発音がきちんとできずに、口の隙間から息漏れをしているような発音となってしまうことがあるのです。次に、食べ物を咀嚼するときの不便さが挙げられます。たとえば野菜や筋張ったものを噛み切ろうとすると、なかなか上手く行かないことがあります。
咬み合わせの不正の要因としては遺伝が大きいと言われていますが、生まれてからの環境によっても生じ得ます。開咬はそうした後天的な要因が他の不正咬合よりも多く見受けられるものです。
開咬(前歯が開く)の治療期間
矯正治療の期間:約1~2年半、1ヵ月に一度のペースでの通院
開咬(前歯が開く)の治療例(Before&After)と解説
年齢・性別 | 30代女性 |
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治療期間 | 1年10ヶ月 |
抜歯 | 上下左右1本ずつ |
治療費 | 88万円(税込) |
備考 | 舌の悪癖による開咬 |
リスク・副作用等 | ・歯の移動に伴い、一時的に痛みを感じる場合があります。 ・矯正後は保定処置を行わなければ、歯並びが後戻りすることがあります。 |
前歯で食べ物を噛みちぎれないので歯並びを治したいと来院されました。お口の中を拝見すると奥歯でしっかりと噛んでいるのに前歯が噛み合わない開咬という状態でした。開咬の原因はたくさんありますが、この患者さんの原因は舌の使い方にありました。飲食物を飲み込んだりすることを嚥下運動といいます。人間は1日600回~2000回ぐらい嚥下運動をしています。間違った舌の使い方によって前歯が開いてきてしまったので、舌のトレーニングをしながら噛み合わせの安定を計りました。治療後は舌の力による後戻りもなく安定しています。
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